あのドメインは今・・・オンラインカジノ誘導に使われたアニメ公式サイト
人知の及ばぬ32ビットの空間に、
名前がついたその日から、
見知らぬあなたと、見知らぬあなたに、
ウェブの糸がつながった
ドメインの織りなす運命を解き明かす
あらたな世界の扉が開かれる
それが、あなたの知らないドメインの.世界

昔のアニメ公式サイトが、気づかないうちにオンラインカジノ誘導サイトへ変わっていたことをご存知ですか?
2010年に放送されたアニメ 「怪盗レーニャ」 では、かつて公式サイトだった「reinya.jp」が、のちに作品とは無関係のオンラインカジノ誘導サイトのような状態になっていたことが報じられました。しかも、そのURLは、もともと本当に公式サイトとして案内されていたものでした。
やっかいなのは、単に別のサイトへ差し替わっていたわけではないことです。報道によると、旧ドメインには作品の画像や雰囲気が残され、一見すると昔の公式サイトの延長のように見えるつくりになっていました。懐かしい見た目のまま、中身だけが別物になっていたわけです。
さらに、この旧公式ドメインは2020年5月に別の管理者に再取得された、とされています。昔のリンクや検索結果からアクセスしてしまう人がいても不思議ではありません。公式サイトのURLは、サイトが消えても、記憶や信頼だけは残るからです。
放棄されたドメインは、単なる空きアドレスではなく、過去の信頼を引き継いだまま悪用される入口になってしまうことがあります。怪盗レーニャの件は、作品ではなく、ファンの記憶や安心感のほうが盗まれてしまうこともあると示した事例でした。
そして現在の「reinya.jp」は、アクセスしても閲覧できない状態になっています。 もちろん、当時の公式サイトが戻ったわけではありません。かつて作品の世界観を伝えていたURLが、いまは本来の役目を失ったまま残っている――それ自体が、放棄された公式ドメインの危うさを感じさせます。
参考
KDDI×角川グループ×アップフロントグループ ショートアニメ「怪盗レーニャ」製作発表について
アニメ公式サイトがいつの間にか“オンカジ誘導サイト”に変わっていた? 事務所「すでに対応をお願いしている」
アニメ公式サイトを装う偽装サイト出現 「怪盗レーニャ」ドメインが悪用
サービス終了ゲームの公式サイト、「ドメインを取られて悪用」される。相次ぐ“オンラインカジノ誘導サイト化”被害
怪盗レーニャ_@kaito_reinya
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