【第102回】デジタル庁がスタートでつまづいた原因はドメイン

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人知の及ばぬ32ビットの空間に、
名前がついたその日から、
見知らぬあなたと、見知らぬあなたに、
ウェブの糸がつながった
ドメインの織りなす運命を解き明かす
あらたな世界の扉が開かれる
それが、あなたの知らないドメインの.世界

 

 

デジタル庁が突然のドメイン移転で国民を不安にさせたことを、ご存知でしょうか?

 

2021年5月、内閣官房IT総合戦略室はデジタル庁創設に先だって、文章や写真、映像などの
コンテンツを手軽に投稿できるメディアプラットフォーム「note」で、ドメインを
「note.digital.go.jp」として情報発信を開始。投稿へのコメントや「発信してほしいこと」を
聞かせてほしいと呼びかけました。

 

go.jp」は、日本国の政府機関、独立行政法人、特殊法人がのみ登録できるドメインです。
この「go.jp」を使うということは、noteに投稿する内容は公文書にあたるのではないか、
Facebookやtwitterをサービスとして使っているのとは違う取り扱いになる、という指摘

デジタル庁は受けたのです。

 

2021年8月26日、この指摘を受けたことが理由かどうか定かではありませんが、突然、デジ
タル庁はドメイン名を「digital-gov.note.jp」変更。変更理由の説明もなく、以前のアドレス
「note.digital.go.jp」にアクセスしても「digital-gov.note.jp」が表示されるリダイレクト設定
もされず、リンク切れのまま新ドメインへ移転したので、国民の批判が殺到してしまう事態
になりました。

 

政府機関等の情報セキュリティ対策のための統一基準(平成30年版)によって、『民間事業
者等により提供されているソーシャルメディアサービスは、「go.jp」で終わるドメイン名を
使用することができない』としているにもかかわらず、実際にはnoteで「note.digital.go.jp」
が使用できてしまった問題
もありますが、「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化」
の実現を目指すデジタル庁としては、ドメインに対する考慮が足りなかったと考えざるを得
ません。

 

引用元
デジタル庁、突然のドメイン移転で思うこと?ドメインが安全性を保証するという観点から

参考
菅首相の肝いりも課題山積 デジタル庁がきょう発足|TBS NEWS

 

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