【第128回】ネットユーザーの投票によって誕生した、世界初のドメイン

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人知の及ばぬ32ビットの空間に、
名前がついたその日から、
見知らぬあなたと、見知らぬあなたに、
ウェブの糸がつながった
ドメインの織りなす運命を解き明かす
あらたな世界の扉が開かれる
それが、あなたの知らないドメインの.世界

 

 

ネットユーザーの投票によって誕生した、世界初のドメインをご存知ですか?

 

それは、「.earth」です。

 

「.com」、「.net」、「.org」などのジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)は21種類
に限定されていましたが、2008年6月26日に自由化が承認されて自由にトップレベルドメイン
を申請することが可能になりました。これを受けて2009年6月に開催された、新しいドメイン
を決めるコンテスト「WDC(ワールドドメインカップ)」にて、世界中から寄せられた約
11,000件(ドメイン種別3,944種類)の中から、「.earth」が圧倒的な投票数で選ばれたのです。

 

 

「.earth」は人類、生物、宇宙、平和、国際協力、チャリティー、自然科学などの関連団体
で使用されることが多く、特に自然保護や環境団体に人気があります。例えば、緑地化運動
で脱炭素と生物多様性を目指すオランダのグリーンビジネスグループは、2022年7月、
ドメインオークションで「green.earth」を82,000ユーロ(約1135万円※)で落札。
「green.earth」を「dgb.earth」に転送して使用しています。

 

2018年11月に18,800ドル(約260万円※)で落札された「new.earth」を上回った
「green.earth」は、「.earth」プレミアムドメインの最高落札額となり、
市場における「.earth」の人気をさらに高めるオークションとなりました。

 

※2022年8月のレート。1ユーロ=138円、1ドル=138円。

 

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