世界で一番「国際化国別ドメイン名」の多い国はインド
人知の及ばぬ32ビットの空間に、
名前がついたその日から、
見知らぬあなたと、見知らぬあなたに、
ウェブの糸がつながった
ドメインの織りなす運命を解き明かす
あらたな世界の扉が開かれる
それが、あなたの知らないドメインの.世界
IDN ccTLD(国際化国別ドメイン名)の一番多い国がインドであることを、ご存知ですか?
以下「IDN Country Code Top-Level Domains」の赤枠内がインドのIDN ccTLDです。
「संगठन.」など全15個。他国に比べると、圧倒的に多いです。
IDN(Internationalized Domain Name)は、ドメインにアルファベットや数字以外の言語 漢字、
アラビア文字なども使えるようにする仕組みのことで、国際化ドメイン名、多言語ドメインと
言われます。IDN ccTLDは、ccTLD(Country Code Top-Level Domain、国別コードトップレベル
ドメイン)にIDNを適用したドメインのことです。
インドでは、公的共通語であるヒンディー語や英語以外に、公用語(地域別に主に話される言語)
が20以上あり、2001年にはメジャー言語として122語、マイナー言語は1599語も確認されています。
世界最大の多言語国家と言われているインドに、多数のIDN ccTLDが存在しても不思議ではありませんね。
参考
ICANN IDN ccTLD Fast Track Process
インドの言語 – wikipedia
多言語国家インドに挑む音声・会話AIの動向
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