SpaceXが選んだのは「.com」ではなく「.ai」だった

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人知の及ばぬ32ビットの空間に、
名前がついたその日から、
見知らぬあなたと、見知らぬあなたに、
ウェブの糸がつながった
ドメインの織りなす運命を解き明かす
あらたな世界の扉が開かれる
それが、あなたの知らないドメインの.世界

 

 

宇宙開発のトップランナーであるSpaceXが、新しいプロジェクトのためにドメイン「terafab.ai」に17万4,257ドル(約2,756万円※)もの大金を投じたことをご存知ですか?

 

AIブームを背景に、いま「.ai」ドメインの争奪戦が過熱しています。
そんな中で注目を集めたのが、SpaceXによると報じられた「terafab.ai」の取得です。

 

この名前が印象的なのは、「tera」が巨大な単位を、「fab」が半導体工場を連想させることです。そこに「.ai」が付くことで、AI時代のチップ事業だと一目で伝わります。実際、現在の「terafab.ai」では、Tesla・SpaceX・xAIによる半導体関連プロジェクトが案内されています。

 

気になるのは、「terafab.com」はどうなっているのか、という点です。
イーロン・マスク氏は、事業のビジョンやこだわりを反映したドメインを取得してきたことで知られています。
公開情報で確認できるSpaceX関連ドメインを整理すると、次のようになります。

 

spaceX.com:SpaceX公式サイト
starlink.com:SpaceXの衛星インターネットサービス
terafab.ai:新しいチップ事業向けに取得したとされる.aiドメイン

 

確認時点では、「terafab.com」は約7万ドル(約1,100万円※)で販売中です。今後マスク氏が「terafab.com」を購入する可能性は十分あります。ブランドが本格始動すれば。「.com」 は防衛用として持っておきたいからです。特に、外部の誰かが「terafab.com」を使って別のサイトを立ち上げれば、利用者の混乱やブランド毀損につながりかねません。

 

 

一方で、必ずしも急いで買うとは限りません。すでに「terafab.ai」を事業の表札として使えている以上、「.com」は「あれば望ましいが、今すぐ必須ではない」存在とも考えられます。交渉価格が高すぎるなら、あえて様子を見るという判断もありそうです。

 

それでも、プロジェクトの規模がさらに大きくなり、採用や広報、対外発信が増えていけば、いずれ「terafab.com」を押さえにいく展開は十分ありえます。ブランド保護の観点からは、最終的に取得されても不思議ではありません。「terafab.ai」は、いまやドメインが単なる住所ではなく、事業の性格そのものを伝える“看板”になっていることを示す好例なのかもしれません。

 

※2026年5月の平均為替レート(1ドル=約158.16円)で換算。

 

参考
33 companies that bought .ai domain names this year, including SpaceX
Terafab.ai
Elon Musk announces Terafab project he claims will be the ‘largest chip manufacturing facility ever’
Factbox-Elon Musk lays out Terafab AI chip project plan
terafab.com

 

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100億円以上で取引された「ai.com」
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