国が崩壊しても生き残ったドメインは、ソ連の「.su」
ソビエト社会主義共和国連邦(以下、ソ連)のccTLD(国別コードトップレベルドメイン)「.su」は、今でも使用できて、新規登録も可能なことをご存知ですか?
「.su」は1990年9月19日にソ連に割り当てられましたが、その15ヶ月後に連邦が解消されました。しかし、「.su」に思い入れを持つロシアの一部インターネットユーザーは、同ドメインの使用継続をめぐり、ドメイン管理団体であるICANNに同ドメインの維持について交渉。これに対しICANNは、ソ連のccTLDは時代遅れであり、ネット上から削除したい意向であることを表明しました。
2019年1月現在、ICANNは「.su」の存続を認める表明は出していません。そしてロシアには「.ru」と「.рф」もあるので、ソ連時代の「.su」を含めれば、ccTLDが3個もあることなります。にもかかわらず、今なお「.su」は新規登録もできます。国が崩壊しても生き残った「.su」は、かなり特別なccTLDなのです。
「backinthe.su」は取得可能です。
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