【第16回】プリンスの遺産がドメイン「Prince.com」紛争に決着をつける

Pocket

2016年4月21日に他界したアーテイスト、プリンス(本名:Prince Rogers Nelson)の遺産を管理する団体は、ドメイン「Prince.com」の所有権を得ることに成功しました。

そもそも「Prince.com」は、プレミアムドメインの売買を仲介するドメインキャピタル社が保有していましたが、プリンスの遺産管理団体は、「サイバースクワッティング(後でドメイン名を高く売りつけるためにドメインを保持すること)を目的とした保有」として、ドメインキャピタル社を訴訟。

 

この訴えに対し、ドメインキャピタル社は、「ドメイン名を強奪しようとしている」と反訴、プリンスの商標取消を要求してきました。
2018年6月11日、遺産管理団体はミネソタ州カーバー群の刑事裁判所に、ドメインキャピタル社との和解合意書を提出。合意書の内容は公にされていませんが、第三者機関が介在して合意に至ったとしています。

 

ドメインキャピタル社は、ドメイン「Prince.com」を遺産相続団体に譲り、反訴を取り下げる代わりに、多額の現金をもらったと推測されています。

 

レッドブルーグリーンピンクブラックゴールドを表すドメインはありますが、パープルはありません。「Prince.purple」で揉めることはありませんね。

 

Prince – Purple Rain(Official Video)

 

■元記事
Prince’s estate settles Prince.com fight with Domain Capital

 

・関連記事

ドメインが原因で銃撃戦

「jal.com」のドメイン名紛争でJALが負けた理由

国名を使用したドメイン、政府に剥奪される

Googleと揉めたアヒル

南米アマゾンの願い届かず・・・Amazon社が「.amazon」を独占管理

You may also like...

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *